菜の花は、春には農地一面に花を咲かせ、日本の農村の原風景として愛されてきました。
近年農地の有効活用という面から、バイオ燃料作物として、「農」の新たな役割にも可能性が広がりつつあります。
また燃料・食糧・食用油としての役割に加え、美しい景観の形成により、イベントの実施を通じて地域コミュニティの向上を図るとともに、付加価値の付いた農産品の開発を考えてきました。
このたび、菜の花を鋤きこみ緑肥として利用して日本の主食であるお米に日本の原風景を注ぎ込み、「播州なのはな米」が誕生しました。 |
栽培した菜の花の種類
ナナシキブ:油採取用の菜の花 約50a 10月播種→6月刈取→乾燥・調整
東海3号:観賞用 約190a 10月播種→5月刈取→稲を栽培(一部)
花飾り:食用 3a 2月播種→4月収穫 |
これまでの取り組み経過及び今後のスケジュール
2007.10 |
菜種播種 |
2008.4.20 |
石守菜の花まつり 菜の花天ぷら・菜の花漬(花飾り)の試供 |
2008.5 |
鑑賞用菜の花(東海3号)すきこみ後、お米を栽培 |
2008.10 |
お米刈り取り 菜種播種 |
2008.11 |
石守菜の花米誕生イベント(試験販売→完売) |
2009.4 |
石守菜の花まつり(第2回) |
2009.4 |
ウェブカメラによる菜の花畑映像配信 |
2009.5 |
全国向けインターネット販売サイトオープン |
2009.10 |
播州なのはな米新米収穫初出荷【予定】 |
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農林漁業祭り 協賛事業
加古川市では、「かこがわを食べよう!」をテーマに11月〜1月を「加古川市農林漁業祭推進月間」としてとらえ、農作物品評会など、農業者・農業関係者の切磋琢磨、向上の場を設けるとともに、都市住民との交流を促し、顔の見える農業の普及発展を期し、地産地消のキャンペーンを展開しています。
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